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~愛犬・愛猫に優しい住まいでペットライフが快適に~
第36回 人もペットも心地よく暮らせるように設計されたペット共生住宅


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家族の一員として、私たち人間と一緒に暮らすペットたち。大切な愛犬や愛猫に不自由な思いをさせることなく、毎日を幸せに過ごしてもらうには、人間だけではなくペットのライフスタイルにも配慮した住まいが必要です。

 今回は、積水ハウスが提案するペット共生住宅「Dear One」の4つの スタイルをご紹介します。そこから見えてくるのは、人間とペットの快適な暮らし方にほかなりません。

 
 
ペットと団欒「LDスタイル」

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大好きな愛犬や愛猫とは、いつもふれあっていたいもの。でも現実問題として、住まいの中にはペットに自由に出入りされると困るスペースがあるのも事実です。たとえば和室や寝室を汚されると後始末が大変。パソコンなど精密機械の近くで元気に遊び回られても困ります。実際にペットを室内飼育している家庭でも、半分弱の割合で立ち入り禁止スペースを設けている例が見られるのは、人間とペットが仲良く暮らしていくためには適切な住空間のゾーニングが必要であるという事実を示しています。

 この「LDスタイル」は、ペットの居場所をリビングダイニングに制限し、LDを中心に家族と一緒に過ごそうという飼い方を提案しています。リビングは、家族みんなが集まる場所。食事をしたり、テレビを観たり、くつろいだりする団欒のスペースです。もちろん、家族の一員であるペットも団欒の時間に欠かすことのできない存在。いつも楽しい笑い声に包まれているリビングなら、ペットたちは人の気配を身近に感じながら安心して暮らすことができます。

 ペットとの快適な共生を支えるのは、汚しても手入れしやすい住空間。すぐ拭けるタイルの床など、メンテナンスの面から住まいの仕上げ材を考えることが必要になってきます。また、たまにはペットも自分だけの時間を持てるように、落ち着いて過ごせる場所を確保してあげることが大切。「ペットハウス収納」のような専用スペースは、ペットの独立心を養うのにも効果的です。

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眠るときも一緒「フリースタイル」

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とは言っても、ゴハンのときも寝るときも飼い主さんの隣りにいたいという淋しがり屋のペットはたくさんいます。また人間の方も、大切なペットと長い時間を一緒に過ごせば過ごすほど、お互いの心が通い合うような気がするもの。

「フリースタイル」は、基本的にはペットの行動範囲に制限を設けることなく、家中どこでも自由に出入りできるというプラン。リビングダイニングはもちろん、1階・2階も含めて家全体をペットの生活空間とし、夜は家族と同じ寝室で眠るという飼い方を提案しています。

 私たち人間と同じように、ペットにも生活動線があります。「フリースタイル」の飼い方では、ペットが部屋と部屋とを行き来する際にどこを通るのかを考えながら、住空間全体をペット仕様にコーディネイトすることが重要。住まいは本来、人間にとって暮らしやすいように設計されていますが、人間が快適でも犬や猫にとってそうだとは限りません。ペットがストレスを感じることなく部屋間を移動できるように床や建具に工夫を施し、自然体で生活できるような環境を整えてあげることは、飼い主として当然の義務と言えます。

 また、寝室空間への配慮も大切。小型犬の場合は同じ布団で寝ることもできますが、体の大きな中・大型犬の場合は、寝室に専用の寝場所を作ってあげる必要があります。夜間用のトイレを準備するなど細やかな気遣いが、ペットとの絆をより深いものにしてくれます。

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自然と触れあう「コートスタイル」

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人間だけでなく、ペットにとっても自然と触れあう時間は貴重。家の中で生活しているペットたちは、外に出る機会が限られています。快適な室内も良いですが、屋外の開放的な空気の中で思い切り駆け回りたいと望んでいるペットも多いのではないでしょうか。特に、多くの運動量を必要とする中・大型犬にとって、庭やデッキなどの半戸外スペースにのびのび動ける空間があったら、これほど嬉しいことはありません。

 リビングなどの一角に庭やコートと連続するペットコーナーを設けた「コートスタイル」は、屋外飼育と室内飼育の両方のメリットを上手に取り入れることを提案しています。昼間は、ペットたちを屋外で存分に遊ばせますが、食事や寝るときには室内で家族と一緒という飼い方。リビングの一部を土足OKの「床タイル」にすれば、住空間の中と外に連続した空気が生まれるので、ペットは室内の安心感も屋外の開放感も味わうことができます。

 「コートスタイル」はペットとの活動的なコミュニケーションがとりやすいのが特徴。庭でボール遊びをしたり、走ったり、人間も一緒に体を動かしながら、楽しくてアクティブなペットライフがはじまります。

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気ままな猫に「キャットスタイル」

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同じペットでも、犬と猫では習性が異なります。好きなときに好きな場所に居所を変える猫たちは、基本的に束縛されることを好みません。そんな猫の自由気ままな習性に配慮された「キャットスタイル」なら、猫との暮らしがもっと楽しくなります。

 リビングの陽当たりのいい場所に設けてあるのは、猫が大好きな縦の動線。登ったり降りたりすることが得意な猫たちは、その日の気分の向くままに、1段目で遊んだり、2段目で毛繕いしたり、3段目で日向ぼっこしたりできます。また、猫は囲まれた場所も好むので、トイレとしても利用できる「ペットハウス収納」を用意。換気扇付きなので、臭気対策も万全です。

 こうして、とりあえずの居場所を確保してあげたら、あとは猫自身に任せておくのが一番。猫は、自分が居心地の良い場所を探し出すことが上手なので、家の中の最も快適なスペースで、いつの間にかくつろいでいるはずです。いつでも自由に行き来できるように建具にくぐり戸を設ければ、猫は一人で居たいときは一人で行動し、家族と一緒に過ごしたいときは甘えて近づいてきます。

 気まぐれな猫の行動は、飼い主にとってはたまらない魅力ですが、壁で爪を研がれたりするのは困りもの。表面硬度に優れた「ペット対応クロス」はやぶれにくく、汚れても簡単に手入れできるので便利です。家族にとってもペットにとってもきれいな住空間づくりにつとめることも、ペットと仲良く暮らすためには大切なポイントです。

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※2005年2月に掲載されたものを転記しています。
現在の参考プランなどは、積水ハウス「Dear One」サイトにてご確認ください。


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